豊田昇氏が教えるOEM制作Vol.1~OEM制作をスムーズに進める便利な用語~
豊田昇氏は以前から中国輸入、Amazon販売をするうえで
OEMの重要性を語っています。
しかし、OEM制作をするのに、
何かと時間が取られてしまったり、
イメージと違うものが送られてきた、
などトラブルの可能性もあります。
しかし、その分、OEMのメリットというのは、
たくさんあります。
たとえば、
ライバル不在で稼げるので価格競争のストレスがない、
一度ヒットすれば長期間売れ続ける、
高利益率で販売ができる
などなど
OEMは単純転売よりも圧倒的にメリットの方が多いです。
そこで、
OEM制作をするうえで、
これを知っておくと話がスムーズ
というものを豊田昇氏
幾つかご紹介いたします。
【用語】
- 「定做」・「定制」
アリババやタオバオの商品で
商品説明あるいは、商品名に
「定做」「定制」=カスタマイズ可能
という文言が入っている商品は
OEMが可能な商品です。
しかし、タオバオは小売りが多く
タオバオの店舗に問い合わせてみても
OEMはやっていない店舗もあります
そこで、アリババのサイトで商品名や商品説明に
「定做」「定制」の表記がある店舗に
問い合わせるとスムーズです。
次に、工場やメーカーとの取引、
卸売店や展示会などでの仕入や発注に使われる
専門用語です。
- MOQ(エムオーキュー)=Minimum Order Quantity(ミニマムオーダークオンティティ)
を指しています。
「MOQ 100」
というのは、その商品を発注するまたは制作してもらうのに
最低100個以上からとなります。
- SPQ(エスピーキュー)=Standard Packing Quantity(スタンダードパッキングクォンティティ)
標準梱包単位=最小発注単位
を指しています。
「SPQ 100」
と言われたら、その商品は
100個単位(100個、200個、300個…)で受け付けます、
ということになります。
「MOQ」や「SPQ」は
あらかじめ聞いておくといいです。
【色の指定】
- カラーチャート
たとえば、「ピンク」といっても
紫っぽいピンクなのか、
サーモンピンクなのか、
コーラルピンクなのか
様々な色味があります。
例えば、私の知人は、
以前、OEM制作した商品を再度発注した際、
微妙に違う色が着て、売れなくなったと言っていたのを
いいたことがあります。
このようなトラブルを防ぐためにも、
微妙な色の違いを
なるべく客観的に製造元へ伝えるには、
カラーチャートの番号、
#FFFFFF,#000000
というように伝えると
トラブルも防げ、スムーズです。
しかし、カラーチャートの乗っている色見本表は
「PANTONE」
「RAL」
「DIC」
など、一般的に普及している
色見本表が幾つかあるので
その店舗の色見本帳を確認する
と良いでしょう。
希望の色を正確に伝えるには
早くスムーズで自分も店舗側も分かりやすいです。
また、サンプル作成の時点でも
色や仕様はきちんと確認しましょう。
桜トレードさんではOEM制作のサポートをしています。
豊田昇氏の豊富なOEM制作の実績をもとに、
桜トレードさんの熟練したスタッフさんたちが
対応してくださいます。